上げ相場で損をする人

2027年までは日経平均もダウもナスダックも上げ相場。下げ相場は中国だけです。

そんな上げ相場でも損をする人がいます。いわゆる「売買下手くそ」です。

汚い図にしましたが、上げ相場で損をしている人のほとんどがこの売買のタイミングを間違えているからです。

そして、この売買のタイミングですが、、、残念ながらドンピシャで合わすことは至難の業でそれは「出来ない」前提で売買のタイミングを判断すべきです。

この判断こそ「心理的要素」を多分に含んでいます。もっと上がるんではないか?もっと下がるんではないか?です。これらの誘惑にどう打ち勝つか?です。

そして下手くそな人は見事なまでに赤のタイミングで売買を実行しています。「もっと上がるのでは?」で買い、「もっと下がるかも?」で売る、、、です。上手い人ほどこのあたりの作業を緑のように機械的に行います。「前回高値を抜けたら買い」「10%利益出たら売り」などです。

どんな優秀な株も一直線に値上がりすることはありません。ウネウネジグザク蛇行しながら進みます。

このあたりの泳がしの上手い人は複利効果でドンドン資産を増やすことも出来ますが、それはある種の才能のようなものなので、大多数の普通の投資家は成長しそうな分野の大企業の株を10年くらい寝かしていた方が利益がたくさん出ると思います。

下のチャートは、とある空調メーカー⭕️イキンのチャートです。

私は2012年末にこのメーカーの思想に共感し、1000株ほど購入しました。すぐに上昇し1.2倍になったところで500株利益確定、1.5倍になったところで300株利益確定、2倍になったところで200株利益確定し、1年半位で20万+30万+40万でおおよそ100万程度の利益を頂いた記憶があります。

そして、もしこれを今(2023年)でも持っていたら利益は2200万くらいです。

もしも、、、は禁物ですが、株なんてこんなものなんです、実際は、、、。

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