ウクライナ戦争からアメリカを読む、、、

4/14現在のニュースからアメリカの本音を読んでみます。綺麗事ではない汚いところも見ていきたいと思います、、、。

まずこの2つ、、、

戦争は「長期化」することが前提となってきました。ただ、大規模戦争ではなく、小規模な衝突がダラダラと続く、、、という感じでしょうか?アメリカは最新の武器のお披露目会となっていますね。

アフガン撤退にあるようにアメリカ人の血を流すのはアメリカ世論がもう許しません。でも、ウクライナ軍人の血なら許されます。

世界に睨みを利かすには「アメリカの一世代前の武器でも、ロシアのオンボロ武器では何も太刀打ち出来ませんからね。最新だとどうかは想像できますよね?」ということを証明する必要がありますので、ウクライナ戦況はアメリカ軍需産業にとっては、都合の良い見本市のような状況となっています。

ロシアや中国など共産圏の脅威にさらされている国々(日本・台湾・韓国・北欧・東欧)は、アメリカの武器を購入する機運になるでしょう。

LINE証券


次はこちら、、、

ロシアの「オルガリヒ」と呼ばれる方々はたくさんお金持ってます。そのお金のほとんどは海外の西側の口座です。西側と敵対すると、築いた資産が「ご愁訴様」となります。

共産圏で築き上げた資産を西側に隠している方々は戦々恐々でしょう。

次にこちら、、、

独裁者の暴走が見られます。祖国を有利にするために働いていた諜報機関の方々が祖国の独裁者により罰を受けるという構図です。

ひふみ投信



つぎにこちら、、、

欧州大陸でアメリカ離れを画策したドイツはペナルティを食らっています。割高なアメリカ産のエネルギーを調達すれば、30兆円が15兆円くらいで済みそうです。欧州の盟主はアメリカと同等と勘違いしているフランスより、言うことを聞くドイツが良いのです。「今後はアメリカ依存を高めましょう。」という感じですかね、、、。

次はこちら、、、

「世界のメーカーに警告です。中国で物作り一極集中は危険です。アメリカのアップルでさえ苦慮するんです。」という感じです。

最後にこちら、、、

「だから『世界の工場』である中国依存を世界中のメーカーが下げていきましょう」という感じです。

ということで、記事を並べてみましたが、透けて、いや割とクッキリ見えるのは、「覇権争いをする中国」に対して不利な状況に持っていこうとするアメリカの戦略です。

ウクライナ戦争は長期化すればするほどロシアは貧乏国家になります。合理性のないプーチンの意地みたいな戦争になってますので、プーチンが失脚しない限りウダウダとこの戦争は続きます。

冬季オリンピックであれだけロシアを友と呼んだ習近平。メンツ的にロシアを軽んじることはできません。貧乏ロシアを抱えることになります。

アメリカはゆっくりとプーチン≒習近平という構図を世界に発信していきます。じんわりと中国の国力を削いでいく戦術だと思います。

中国にとっての誤算は、、、
①ロシアが西側と比べ戦争が桁違いに弱かった。
②反共産で西側がまとまってしまった。

ということでしょう。それこそ②については日本や台湾は顕著な反応をしています。北欧やドイツもそうですね。

結論、、、世界はまだまだ当分アメリカ中心です。

まぁ、根本的なこととして、アメリカに対抗した中国・ロシアのような生活は、残念ながら西側の生活を知ってしまうと、絶対にしたくない生活なのですけどね、、、。

SBI証券[旧イー・トレード証券]
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次