9月21日にスノーピークの名物女性若社長が不倫と妊娠のため辞任となりました。「芸能人でもないのになんで?」というのが率直な感想なのですが、色々表に出せない他の理由もあるのでしょう・・・。
このお家騒動が長引くと嫌なのですが、幸い返り咲きの社長も62歳とまだまだ現役で頑張れる年齢ですし、息子が2人いますので、まあ、長女はお母さん(このお母さんも役職についてます)がお世話しながら、子供を育てていくのでしょう。
で、スノーピークの株ですが、高値から半値になりウロウロしています。大相場はこの女性社長の手腕に期待もあったのですが、それが???となり、撤退・・・となった形跡です。
ただ、業績的な見通しは相当に明るいと思っています。
一番の理由は「海外売上比率が低い」です。そう、伸び代が相当ある・・・と思います。
公式IRの資料ですが、国内の売上に対して、海外が低いです。そして、アジア売上に中国はほとんど含まれていません。そう、中国はまだほぼ未上陸状態なのです。
北米と欧州の会社目標は少々達成困難なような気がしますが、アジア市場は見積もりが低いように感じます。
気候的に似ているアジア市場であれば、スノーピーク商品は「キャンプギア商品界のルイヴィトン」を目指せるブランドだと思います。
中国やアジアの上級国民層にブランドがブッ刺されば、売上は相当期待できると思われ、そしてそのブッ刺さる可能性は結構高いだろうと思っています。
私も最近になりキャンプギアに目覚め、沼ってますが、「スノーピーク」というブランドは特別な位置にいる感じがします。「燕三条」というメイドインジャパンの最上級ブランドを欲するアジア圏の人々・・・という構図はそれなりに期待できると思っています。
コロナ騒動で見えてきたアジア人と欧米人の思考の大きな違い・・・この辺りは株式投資する上で考慮したいです。その考慮を踏まえると、中国という巨大市場にほぼ未上陸の「スノーピーク」のポテンシャルは相当あるのではないでしょうか?
屋外活動である「キャンプ」。共産党も大歓迎な活動なはずです(少なくともPCゲームよりは)。