7月5日　相場感、、、

日経平均は反落。ただ、ソフトバンクとファスリテでマイナス140円位の寄与なので、中身はまちまちという感じ。日本株はアメリカ動向ではなく、中国動向にリンクする状況になってますね。

その中国は別記事にありますように、今後の習近平では厳しい感じ。アメリカとの差は確実についてくる感じです。

そのアメリカはバイデン民主でウォール街的には？？？ですが、先に決まったG7の各国の法人税の１５％ルールは、結果的に経済全体、とりわけ西側諸国の恩恵が大きいと考えています。

それはアメリカの巨大企業にとって短期的な収益は圧迫しますが、国際的な活動がよりし易くなり、その活動が結果的により強大な（利益率ではなく利益額）利益に繋がると思うからです。それくらいアメリカのテクノロジーはズバ抜けているとこのコロナで強烈に感じました。日本は残念ながら２周遅れどころか、もう２度と追いつかない位の差になってしまった感があります。

唯一対抗できる可能性のあった中国が「共産党主導でテクノロジーを発展させる」と北朝鮮状態がこの先暫く（＝習近平である限り）続く可能性が高くなってしまった以上、世界のマネーはアメリカに向かうのは決定的かと思います。

よって、アメリカダウとナスダックの値上がり状態と比較し、日経はかなり緩やかに、中国はさらに緩やかにという感じになると思います。

習近平が失脚というのが中国株の逆転シナリオですが、中国人民の「アメリカ憎し」がそれなりに広まっている以上、それはすぐには（5年以内）起きないことだろうと思います。