昨日のナスダックと本日の日経平均、それなりに崩れました。特に半導体を含むハイテク系の売りが目立ちます。
対中国で一層の規制強化が行われる、、、というのが材料とされています。また、
トランプのインタビューで円安牽制の発言があったことから円高が急伸しました。
でも、この2つ、何か違和感感じませんか?この2つでこんなに急激に相場が動くものでしょうか?
恐らく「夏枯れ相場」が始まった、、、と見るのが妥当かと思われます。
「夏枯れ相場」とは、夏の時期に株式市場の取引量が減少し、相場が停滞または低迷する現象を指します。この時期は、企業の決算発表が少なく、投資家やトレーダーが夏休みを取るため、市場に参加する人が減ることが主な原因です。結果として、相場の動きが鈍くなり、株価が上昇しにくい状況が続くことが多いです。
そもそも、中国規制もトランプのドル高是正もすでに周知の通りで、ニュース的にも特に目新しいものではありません。相場はある程度織り込み済です。相場参加者が「夏休みに入りたい、、、」という願望が、今回のアメリカ発信の発言で、皆で「秋まで解散!」みたいな感じになったのでしょう。
ここから9月中旬くらいまでダラダラとそれなりに下がる相場になるかと思われますが、11月〜3月くらいにまたそれなりの上昇相場が訪れると思われます。
なので、ジタバタするよりも、ドーンと構えて果報を寝て待っているのが良いと思います。
そして信用の枠を多めに使っていると、この辺の対応がシンドクなるので、個人投資家は信用は可能な限り使わないようにした方が良いです。