為替介入できない? 2024年4月20日

円安に対する政府コメントが出てきました。

タイミング的には4月19日の株安が起こった時に介入か?と思われたのですが、これはしませんでした。

というか、日本はインフレに対して「適切な処置を」と言っていますが、本音は「国民にインフレを許容してもらいたい」なはずです。

今後も口先介入はしてくると思いますが、実行はしないと思います。というか国債利払いが増えるので金利も思うように上げられません。

以前も記しましたが、日本政府というか財務省の本命は「高齢者の資産」です。現役世代=労働世代には給与上昇でインフレを凌いでもらい、一方で年金は給与上昇と比較して抑え気味で支給(物価連動をそこまでさせない)という策で、高齢者世代は資産の切り崩しをして生活してもらう、、、です。

円安原因もアルゼンチンのような「放漫公金政策のツケ」「エネルギー政策の失敗」というところに帰結させ、国民に意識変革を促す、、、ということも考えているかも知れません。

とりあえずそれ前提でいくと、この先20年は相当な変革の苦しみのような時代に突入するので、やっぱりそのための劇薬である円安を政府は「悪」と思っていない、と想像しています。

2024年現在の日本国民は相当な苦労をまだまだこれからするのですが、30年後、2054年の日本国民はそれなりに豊かさをキープしている、、、みたいな感じでしょうか??

とりあえず我々氷河期世代(1970年〜85年生まれ)はほぼほぼ間違いなく人柱世代(=様々な負の遺産を一手に引き受ける)になる前提で考え行動するべきと思っています。悲し過ぎますが、それが現実です、、、。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次