結論を先に言えば、、、
インフレが起こることで日本の債務は減少する。
インフレで資産価値は円ベースで高くなる。
現金預金主義者はバカを見る。
低所得者や資産のないものは生活レベルが下がる。
格差は広がる。
です。やっぱりとてもマイルドなアルゼンチンみたいな感じになっていくのだろうな、、、と思います。
2000年以降、公明党と連立を組んでから財政規律を無視したバラマキ政治が始まりました。後世はこれが日本の終わりの始まりと評価されると思われます。いや、すでにそのような評価を下している方も多数いるかと思います。
無料バラマキを推し進めて溜め込んだ膿がいよいよ外に漏れてきている感があります。地方崩壊・医療介護崩壊は免れないかと思います。ただ、このあたりが崩壊(=再構築)されないと次に行けないかとも思います。
株的に考えると、日本市場の内需関連は相当な苦戦が予想されます。まだ顕在化していませんが、コロナ禍明けで上向いた消費マインドが消えてくるのが2027年頃と想像しています。そのあたりで何とも言えない世の中の暗さを日本に住む人々が共有することになるのではないか?と思います。
こんな未来を予測しつつ、今できることは、、、「とにかく全力で現金を株などの資産に変えておく」ことかと思います。
最後に秘書のGPT君にインフレ税について解説をお願いしました。
インフレ税とは?
インフレ税(インフレーション税)とは、物価が上昇することによって実質的に課される税金のことを指します。これは政府が新しいお金を印刷すること(貨幣供給を増やすこと)によって引き起こされます。以下はインフレ税の基本的な概念です。
インフレ税の仕組み
- 貨幣供給の増加: 政府や中央銀行が新しい通貨を発行すると、市場に流通するお金の量が増えます。
- 物価の上昇: 貨幣供給が増加することにより、需要が供給を上回ると、物価が上昇します(インフレーション)。
- 貨幣価値の減少: 物価が上がると、同じ金額のお金で購入できる財やサービスの量が減少します。つまり、お金の実質的な価値が減少します。
- 実質的な課税: インフレーションが進行することで、保有している現金や現金に類する資産の実質的な価値が目減りします。これがインフレ税と呼ばれるゆえんです。実質的には、インフレーションによって個人や企業の財産が目減りし、その価値の一部が政府に移転される形になります。
インフレ税の影響
- 貯蓄の価値減少: 貯蓄している現金の価値がインフレによって減少します。
- 借金の実質負担減少: インフレーションが進むと、固定金利の借金の実質的な返済負担が軽減されます。
- 再分配効果: インフレ税は、資産を現金で保有している人々から資産を投資や不動産などの形で保有している人々への再分配効果をもたらします。
インフレ税は、明示的な税金ではなく、インフレーションを通じて間接的に課されるものです。これは特に、インフレーションが高い国や時期において重要な概念となります。