若者の株式投資の興味が高まっているそうです。ネット口座の若者開設が増えているとのこと。アメリカでは「ロビンフット族」という感じですが、この辺りは世界共通の流れなのかも知れません。
で、題名の「一般人の株式投資は基本に忠実になるべし」の話です。
恐らく、若者の口座開設ブームは「仮想通貨バブル」や「ナスダックバブル」で大儲けした若いカリスマ投資家の分かり易くシンプルな投資術に触発されて、やってみようと考えているのかと思われます。
ですが、これは私が投資を始めた20年前もそうだったのですが、短期で大儲けできる投資方法は、一種の特殊能力で才能みたいな分野になってきますので、一般人は触らないのが正解です。(私の時代はデイトレードがそういう立ち位置でした。)
投資の基本は「その会社が今後発展するか否か?」です。買い時を見極めるためや、自分の青写真と市場の青写真の照らし合わせなどでテクニカル指標を利用するのは良いですが、「テクニカル重視」の投資は一般人はしない方が良いです。ほぼ間違いなく失敗します。
このブログで何度も記しているのですが、「自分なりのその会社の発展ストーリーを述べられること」が重要です。そして、そのストーリーも環境変化(技術革新など)で大幅に変更させる(特に悪い方向)ことのできる決断力と覚悟が重要です。
自分が生活をしている上で、「こんなサービスがあれば、、、」「これは便利だ、、、」という視点で出会った銘柄こそ、深堀りする価値があります。そんな作業を続けていれば、投資スキル(特にマインド面)は向上していくと思います。