トランプ就任演説も概ね予想通りとなり、とりあえずセレモニーは無事通過という感じ。
そんな中で円為替が155円を大きく割り込む様な展開にはならず、ジリジリと戻している、、、。
1月22日現在、日銀の利上げはニュースで決定の見出しが出ており、0.5%になるのは確定となっている。そうなると争点は上田総裁の会議後のガイダンスとなってくるわけなんだけど、、、



こんな感じでほぼ毎日「○○の値段が上がった」的な、いわゆる物価高ニュースが流れています。
そして、この物価高はアメリカと違い、旺盛な需要に生産が追いつかない、ではなく、円安で価格が上がっている、ということです。
なら、政府主導で円高に誘導すれば良いじゃないか!ってなるのですが、その国の通貨の価値を決めるのはその国の意向ではなく、他国の評価こそ重要です。

現政権がこのように「地方に金をばら撒きます(延命処置します)!!」と宣言し、また、、、

票田(=高齢者・医療関係者)を守るため頑張る現役層から金を巻き上げます!!と宣言してしまったため、日本のインテリ層のお金はどんどん外貨に換金されていく、、、というような流れになっているかと想像しています。
詰まるところ、ギリシャで起きた(というより、イタリアやポルトガルか?)2000年代を現在進行形で日本は遂行しており、財政危機の訪れを待っている状態、と言えるかと思います。
石破政権が誕生している以上、左翼的なばら撒き政治はまだまだ続く、、、と考えた方が妥当であり、それが行き詰まる(=物理的にできなくなる)のがいつか?ということがある時突然クローズアップされ、それが円崩壊の大号砲になるのかな?と予想しています。
そしてその時は早いと3年内、遅くても10年以内に訪れるかと予想しています。
氷河期世代、、、ほんとに踏んだり蹴ったりですが、その荒波もまた一興である、と割り切るしかありません。
脱線しました。話を戻すと、利上げで本来ならば円高が訪れても良いはずなのですが、上記の理由(=票田迎合政治)で長期的に見て円高にはならず、うっすらと不景気の匂い(=物価高による消費減退)も漂い始めていますので、植田総裁も安易に今後も利上げをしていく、、、とは言えないかと想像。市場のコンセンサスは年内にあと2回(=2025年末に1%)となっておりますが、それに黄色信号が灯ると思われ、その結果円安に動くのではないか?と予想します。