またやってしまいました、為替介入。これ、多分逆効果だと思うのですよ、、、。
今の円安って多分「海外勢」より「国内勢」が原因で、為替介入して一時的な円高を誘導しても、「それ来た!買い時チャンス!」って感じになってドンドン買われていってしまうのです、、、。
日本人は多くの人が「親方日の丸」を信頼しています。だからこそ円という自国通貨を大量保有していたのですが、この「親方日の丸」の打つ手が効果無し、、、ということがバレてしまうと、「米騒動」的な一方向に動いてしまうのも国民性であったりします。
もうすでにその「一方向に動いてしまう」ということは起きている、、、という認識はほぼ間違いないと思っており、「アメリカを主体としたトンデモ戦争」みたいなことが起きない限り、この為替の流れが変わることはないのでは、、、と思っております。
今回の介入は一時的に157円台になりましたが、すでに159円台になっており、160円を伺う展開です。前回4月5月で行った際は、一時的に151円台も記録しましたが、今回はそのようなこともない状態です。
現在の為替は、、、
・アメリカの年内の利下げはすでに織り込まれており、そのペースがどうなるか?に焦点が変わりつつある。
・日本の利上げも織り込まれており、その利率と先々の日銀の見通しについて(=利上げペース)に焦点が変わりつつある。
という状況だと思っております。そのため、今後はどうしようもないくらい金利差についてフォーカスされるようになり、多くの日本人が「日本の金利って全然上がらないくね?ならアメリカドルにして預けた方が良くね?」みたいなことがあちこちで起きてしまうのでは、、、と思います。そうすると、やっぱり1ドル=220円くらいがとりあえずの落ち着く所、、、かと想像しています。