ここ最近連日年初来安値を更新している共立メンテナンス。こちらの株の特徴として、、、
①ズルズルダラダラ下がる。
②上がる時は一気に。
③上がる号砲は決算発表。ただし、上がる期間は短い。
です。そんな決算日、第一四半期発表が8月7日(多分)に控えています。
昨年は第一四半期発表で大きく値を上げました。
チャート的には⭕️の底値が下値サポートラインとなっており、それを現在明確に割ってきています。いわば「売られ過ぎ」状態であると思います。
マンスリーレポートや予約状況、掲示板を見る限り、主力のホテルの状況は盛況であり、寮事業も好調な様子。インバウンド客が増えている状況で、単価も上げており、決算が失敗するような様子はほぼ見られません。
それでもしつこくここまで売られる理由は何か?
①需給環境が悪すぎる(信用買残が多過ぎる)。
②株価はインバウンド需要をすでに織り込んでおり、これ以上の上値は厳しいと思われている。
③マンスリーレポートを出しているため、思惑が働きにくい(決算ベースで株価が決まりやすい)
です。個人的には③です。マンスリーレポート(稼働率など)を結構詳細に記すため、それ以外の要素で振り回される可能性があると思われがちになり、上値を追いづらくなるのかと思われます。それ以外の要素とは、特別損失や不祥事的なことです。
なので、マンスリーレポートが好調=第一四半期も好調、となる可能性が非常に高いです。またその時に会社のガイダンスに不祥事的なものがないことを確認して、上値を目指す、、、そんな株なのだと認識しております。
チャートを見る限り、2800円台はかなり売り込まれた状態ですが、もう一つ下の2700円は想定しても良いかと思われます。しかし、2800円台は「売られ過ぎ」状態なので、そろそろ「買い頃」かと思います。
現在、相場の主役は円安で好調になると思われる「機械工業」です。村田製作所やTDKなどです。他では利上げ期待から金融株も上げています。
それらの「買い」が一巡した後に、その資金が9616に向かうのではないか?それが8月7日の決算号砲と交わってそれなりの高値を目指すのでは?と妄想しております。