2024年7月2日 日経平均を予想する、、、

本日40000円を3カ月ぶりに突破した日経平均。

理由はごちゃごちゃ言われていますが、「円安」が進んで輸出企業の業績のアップが見込める、、、ということなのでしょう。

そして円安は160円を明確に超えてきています。介入は予想通り行われておりません。どこまで行こうとしているのか?が読めない状況ですが、最終的(2026年末位)には220円くらいで落ち着く、と考えています。

で、今年で考えると、新しいレンジを探しに行く感じになると思われます。

どんなレンジになるか予想しますと、、、過去の実績と比較して、、、

2021年9月から110円から2022年10月までおよそ1年かけ150円まで上昇し、その後レンジ相場となり、140円〜150円のゾーンへ。2024年4月からは新たに150円より上の世界が定着。レンジの上値を探っている状況へ。前例を踏襲すると、150➗110=1.35倍なので、150✖︎1.35=202.5円。

よっておよそ1年かけて200円を目指すと予想。

そして今は160円なのでまだ序盤戦。160円の攻防を約3カ月行いましたので、ここから180円くらいまでは結構な速度(2カ月程度)で到達するのでは?と予想しています。

そしてこれは「日銀が7月末の会合で追加利上げを決定する」前提です。これが利上げなしだともう少し円安が早まるかも知れません、、、。

2025年4月に1ドル=200円の世界が来るのは少々オーバーな予想に聞こえるかも知れませんが、2年前にこちらで指摘したことが順調に推移している、、、というのが個人的見解です。

植田総裁は会見でも言っておりますが、早期の金融財政の解決は行うつもりはなく、長い目で見た正常化を目指しています。そのためには、日本がもう一度強くなるためには円安や労働賃金上昇は金融財政正常化のための一丁目一番地であり、インフレに苦しんでいるが故に欧米が円安を容認し易い状況である今を十二分に利用するだろうと思われます。

上がった物価は戻りません。それは歴史が証明しています。まぁ、人口減という歴史ない事態が起きるのでその証明も怪しくなる時は来るかも知れないのですが、それは相当先の未来かと思われます。

そして、日本国内の経済状況、、、これが私が想像しているよりずっと良さそうです。ショッピングモールは人で溢れています。恐らくですが、「円安がこれからも進む」→「物価がこれからも高くなる」→「それなら今のうちに買っとけ!」みたいな流れが相当な層に届いている感があります。

低価格帯の商品は苦しいでしょうが、高価格帯の商品においては「高くなる前に買え!」的な動きがこれからドンドン出てくるのではないか?と想像しています。車とかパソコンとスマホとか、、、。

メディアは「シルバー民主主義」らしく、物価上昇で苦しむ人々をクローズアップさせていくと思いますが、働く現役層は賃金上昇(=働く人の争奪戦)の効果がドンドン出てくるフェーズに入っていったな、、、と感じます。

日経平均も年末までに43000円程度を予想しておりましたが、もう少し高く、、、45000円程度を年末までにつける展開を予想します。

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