2025年5月29日、、、ドル円為替を考える、、、

このブログで初めて為替に触れた記事がこちら

基本的にその時からスタンスは変えていない。為替は苦手であったが、おそらく今の相場が自分の感性にマッチしているのだと思う。あるいは視点が広がり為替に対して深く考察できるようになったのか、、、。

為替はあくまで「相対的」。これが重要。絶対評価ではない、相対評価。この目線がないといけない。若い時は絶対評価で見過ぎていたとも思う。

で、為替。基本はドル円のみ考察。

ごちゃごちゃしてますが、フェーズとしては「160円を目指さす展開」と予想。今は140円〜160円のボックス相場のように見えます。しかし、約2年間のエネルギーを貯めた逆Mが出現しており、これが長期上値レジスタンスラインを明確に超えてくる(165円とか)と、一気に上に行く可能性が高いかと、、、。

ではその際の上値の目処は?ってことなのですが、前回の逆Mの時は150円を超えてそこから160円まで、つまり10円上昇となったので、今回も同様に160円を超えると170円が一つの目処になるのかな?と妄想。ただ、エネルギーの溜めは今回の方が強いので、それより上、180円付近まで行くのでは?と予想しています。

トランプ関税の象徴?のようなマスクも政権離脱。一応アメリカも関税で大騒ぎしている間に国内のポリコレ勢力をそれなりに駆逐。ロシアが暴走しないか?は気になりますが、それ以外はバイデン政権より国際関係は改善されるかと思われます。

今はトランプ関税の影響で「脱アメリカだ」とか「チャイナ経済圏だ」と騒いでおりますが、やっぱり「元が基軸通貨ってアメリカより操作し放題になりそうだから危険じゃね?」みたいなムードになり、トランプ関税が一応の終結を見た時に世界は徐々に「やっぱりアメリカじゃね?ドルじゃね?」みたいな風向きに変わってくのだろうな〜と妄想しております。2025年下半期(10月頃かな?)にそんな感じになると思っております。

じゃあ日本円の方がマシだ!ってならないのか?という話ですが、日本じゃないと作れないモノってもうそこまで多くないのですよね、、、。虎の子の車も中国勢に負けそうです。これはかつてアメリカや欧州の大企業が日系企業に駆逐された構図と同じですね。そして政治、、、

これとかもう崩壊前夜のギリシャにそっくりな感じなんですよね。結局小手先で弄くり回し、いつもの「問題の先送り」です。参議院選挙もおそらく自民党が勝つでしょう。民主主義は人口が増えていく時はその世代が中心となり政治を動かす、つまり現役層中心の政治になりますが、人口が減っていく時はそうではない層、つまりリタイア層中心の政治になります。これはもう民主主義を採用している以上、仕方ないことです。

人口が減っていく中で今の生活水準を維持するには移民を受け入れるしかありません。30年前の欧州はそれを行いましたが、結果さまざまな新種の問題を抱えて今に至っています。

日本は移民を受け入れる、、、ということにはならない(というか移民にとって日本は他国と比べ魅力がない)ので、生活水準を維持するには「誰かが損をする」しかありません。それの矛先は票が薄い世代=現役世代となります。

このサイクルは30年前から続いているのですが、30年続いていることをいきなり方向転換はできません。でもいつか方向転換せざる得ない時がきます。多分それは円安であり物価高であるかと思います(生活水準の崩壊)。その時が2035年頃であり、自分はそれに備えて今準備している、、、みたいな感じです。

1945年に更地になってもうすぐ80年、、、。そういうサイクルなのかもしれませんね。

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