
この1年半、為替は140円と160円の間で動いてきましたが、140円以下の世界に3度目のトライを為替がしております。
2023年暮れの円高局面はFRBの利上げ終了と日銀の利上げが重なった時期です。2024年8月は日銀のサプライズ的利上げ発言も原因としてありますが、それまで積み上がっていたドル買いの巻き返し、、、というのが一般的な評価です。
そして今回の円高局面、、、もちろんトランプ関税による「脱ドル」というのは間違いないのですが、、、

一方でこのような投機筋の円買いは相当に積み上がっており、投機筋がこれ以上の円買いをしていくシナリオは想定しづらく、実需としての円がどこまであるのか???という感じになってくるのですが、、、
一応日銀の利上げは4月30日であることも相応に織り込み済み、または遅くとも9月18日と見積もられており、その結果の今の円高、とするのが妥当かと思われます。なので、円高のガソリンはさすがに息切れ、、、という見方をしています。
そしてトランプ劇場ですが、、、



欧米に反トランプの風(アメリカの言いなりにはならんぜよ)が確実に吹いております。アメリカ国内もその傾向が現れ始めており、それを感じているトランプもこの関税戦争の撤退戦のフラグを立て始めております。
関税の猶予期間は90日とありますが、そこに向けて各国からのお土産、つまり日本であれば車工場の移転であったり、台湾であれば半導体工場の移転であったり、韓国でも車工場の移転であったり、、、と各国が相応の投資を約束して、この関税戦争は終結、、、という形になるのだろう、、、と推察します。
なので、私は今だに楽観的に考えており、トランプ劇場はあと60日位で終了するもの、、、と見ております。なので、その間の束の間の円高で海外旅行にでも行こうかと画策中です。
*超妄想ですが、トランプ劇場第2弾は「空前のバブル景気」と思っています。谷深けりゃ、、、の論理です。同じアホならおどらにゃソンソンです。その燃料が「トランプ関税正常化」「利下げ」「景気刺激のための減税」の3セットです。この3セットを同時期に行った場合の火力はそれはそれは米国市場最高のバブルがくるのでは???と思っております。