いよいよ相場がフィナーレを迎えようとしている感がある。競馬で言えば一番盛り上がる第4コーナーを回ってくるところ。全ての人が熱狂する直線に突入しようとしている感じ。
ちなみにバブルの最高潮はゴールした瞬間で、その後の冷め方は途方もないレベルで冷めるのだと思う。全ての資産が暴落。キャッシュを握り締め嵐が去るのをジッと耐えるのみ、という感じ。
で、バブルのフィナーレを迎える材料はもちろんトランプ大統領。

原油価格を下げてインフレを抑制していやる、という割と強めの決意が伺われます。

次期財務長官も割と早めに財政規律派の現議長のパウエルを牽制しており、利下げについても決して後ろ向きではない(でも前向きではない)という感じです。ただ減税派なので、アメリカ人はお買い物モード継続かと思われます。
原油価格がそもそも下がるのか?と思うのですが、産油国の盟主であるサウジアラビアは実際に脱石油に向けてそれなりに動いており、AIを最大限活用しイニチアチブを取ろうと必至なようにも見える。

これはほんの小さな一例で、ガチンコで超巨大エンタメ拠点を築こうとしている。そのためにはアメリカの協力は必須なので、石油価格がある程度下げることに反対は強くせず、むしろ協力する可能性すらある。
なので、、、
①利下げ
②銀行が本業で稼ぎにくくなる
③リスク資産への投資が活発になる
みたいなバブルお決まりの構図が見えてきており、その資金の行き先はAIだったり、全個体電池であったり、原発であったり、、、といわゆる「次世代技術」に投資され、それはそれはITバブルとそっくりな道を辿るのであろうな〜と想像しています。
では今は何合目?かは全然わからない。もしかして8合目付近かもしれないし、まだ1合目にも到達していないかもしれない。ただバブルはまだ崩壊していない、、、ということは確かなのだと思われる。
個人的には冒頭に記した通り、クライマックスの前夜という感じなので、特大打ち上げ花火が2年以内に打ち上がり、それがバブルピークだった、、、という感じとなるのでは?と予想。そして当初の予定通り2025年後半から2026年前半がその時期になるのでは?と身構えています。