10月1日、、、 楽天カード、みずほ銀行に呑まれる???

昨日のニュースです、、、。

これに対して世間の反応は、、、

ホリエモンの影響で楽天にとってネガティブとなっています。株価も楽天グループはよろしくないです、、、。

でも、これ、ちょっと違和感あったんです。というのも、モバイル事業が想定以上で契約者数を伸ばしており、黒字化が見えている状況。そんな中での出来事です。1年前や半年前と比べて楽天を取り巻く財務環境は良くなっているはずです。

なので、「楽天がピンチ!!」みたいなのはちょっと違和感がありました、、、。

もちろん楽天としては手元キャッシュが欲しいのは事実なのですが、虎の子のカードを切り売りする前にできる方策もあったはずで、それでもカード事業をみずほに売却した、ということは、楽天にもそれなりの見返り=想定よりも多い資金確保となった、という形になったのだと思います。

そして、みずほはみずほでこのインタビューにあるように国内事業ではメガバンクの中で大きく負けている状態で、このままだとジリ貧なこともわかっていて、前を走る2銀行を追いかけるためにはあまり時間をかけてる暇はない、、、金で時間を買ってやる、的な感じなのかと思われ、どちらかというと「みずほが急いだ」という形なのでは?と想像しています。

ジリ貧の楽天が買い叩かれている、というよりもジリ貧のみずほが巻き返し策のために大枚を叩いて楽天を買った、、、という方が正しいかと思います。

楽天モバイルとしては今回の総裁選の結果、菅さんがそれなりのポジションに着いたため、それは追い風になりそうです。

ということで、楽天グループですが、そこまで悲観しないで大丈夫かと思っています。最後にGPT君に今回のことを聞いてみました。

このニュースについて考えると、みずほフィナンシャルグループと楽天グループの両方にそれぞれ異なる動機があった可能性が考えられます。

みずほフィナンシャルグループの視点
みずほにとって、楽天カードとの提携はフィンテック分野での強化を図るための大きな一歩です。フィンテックの成長により、従来の金融機関にとっては、テクノロジー企業との提携がますます重要になっています。楽天カードは日本国内で非常に強いプレゼンスを持ち、みずほがこの分野に足を踏み入れることで、デジタル金融サービスの分野での競争力を高めることができるでしょう。みずほがこの提携を強く望んでいた可能性があります。

楽天グループの視点
一方、楽天グループにとっても、みずほのような大手金融機関との提携は、信用度の向上や経営の安定化につながる可能性があります。特に楽天グループは、近年事業再編や資金調達の動きがあり、収益力や安定性を強化するために金融部門の成長が重要です。楽天カードはすでに多くのユーザーを抱えており、みずほとの提携はさらなる成長や新たなビジネスチャンスを提供するでしょう。

どちらが強く望んだか
どちらかといえば、みずほフィナンシャルグループが楽天カードの資本提携を通じて、フィンテック分野での地盤を固めることを強く望んだのではないかと推測できます。伝統的な銀行はフィンテック企業との提携に積極的であり、楽天カードはその規模とユーザーベースから見ても、みずほにとっては非常に魅力的なパートナーです。

もちろん楽天グループもこの提携から利益を得ることができるため、双方にとって利益のある提携であることに違いありませんが、特にみずほ側のフィンテック分野への強化という戦略的な意図が大きいと考えられます。

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