多分中国に回っています。
今回はハンセン指数が先行し、上海総合が追いかけるという展開、、、
この反り方はちょっと違和感があり、さすがに速度違反みたいな感じです、、、。
上がっている理由は、、、
・アメリカが利下げしてそれに連動する形で香港ドルも利下げ。
・アメリカ利下げで中国元も利下げし易い環境となった。
・中国元の金利は3.35%で下げの余地がある。
そのため、いわゆる「金融緩和」期待による株価値上がりかと思います。
では、中国経済がこれを機に復活か!?となると、やっぱりちょっと違和感があるんですよね、、、。
というのも、中国の景気減速の主たる原因とされているのは不動産バブル崩壊ですが、その不動産が高値維持できなかった理由が「外資の撤退」だと思うんです。それと国内の富裕層の国外退避。
外資の撤退はやっぱり「2023年7月1日半スパイ法」が大きそうです。何がスパイ活動にされるかわからない中でビジネスをするにはリスクが高いです。その結果、中国の代わりを探す、、、ということが起きていて、その対象がインドみたいな感じかと思います。
個人的には株価の底は打ったと思うのですが、ではその上がり方が他市場と比べてどうなるか?というと、やはり懐疑的にならざる得ず、市場としての魅力はあまりない、、、という結論になるのかな?と思っています。
ただ、「振り落とし」はだいぶ進んだ感はあるので、これ以上の株価低迷はあまり考えないで良いかと思っています。