9月19日、、、FOMCの結果、、、

円安と日本株の爆上げ状態となっています。

2024年9月18日FOMCの内容は、、、GPTによると、、、

1. 政策金利の0.5%引き下げ

今回のFOMCでは、フェデラルファンド金利が 5.25%-5.50% から 4.75%-5.00% に0.5%引き下げられました。これは、COVID-19パンデミック以降の例外を除けば、2008年以来最大の引き下げとなっています。インフレは着実に抑制されつつあるものの、労働市場の冷却を抑えるため、連邦準備制度理事会(FRB)は景気を支えるためにこの利下げを決定しました​。

2. 経済の現状とインフレの動向

インフレ率は、2023年の 3.2% から2024年8月には 2.5% に低下しており、FRBの目標である 2% に近づいています​。また、労働市場も冷え込みを見せており、失業率は2023年4月の 3.4% から2024年8月には 4.2% に上昇しています。この背景には、新規雇用の減少や、労働市場に参入する移民の数の増加が影響しています​。

3. 金融システムの安定確保

FRBは、金融システムの安定も念頭に置いており、特に金利の高止まりが商業不動産や地域銀行に悪影響を与えるリスクを懸念しています。これにより、金利引き下げが必要と判断されました​。

4. 今後の金利見通し

FRBは今後も追加の利下げを行う可能性があり、2025年までにさらに1.0%の利下げが見込まれています。FOMCの「ドットプロット」では、2024年末までにさらに0.5%の引き下げが予想されており、2025年には金利が 3.25%-3.50% の範囲まで低下する可能性があります​。

5. 市場への影響

この利下げにより、米ドルは他の主要通貨に対して下落し、特に日本円に対して1%上昇しました。また、長期国債利回りの低下により債券市場も上昇し、金価格やS&P 500などの株式市場も好調を維持しています。FRBは今後の金利動向を慎重に見極めつつ、経済の「ソフトランディング」(緩やかな成長維持)を目指しています​。この決定は、インフレ抑制を維持しながら、労働市場のサポートや経済成長を促進するための措置として評価されています。



今回の決定で2025年の政策金利も織り込み済となったと思われます。この数字の上下でまた為替は動くのかな?と思います。

次の争点はアメリカ大統領選挙です。株や為替的には争点は「移民政策」になるかと思われます。
「移民が増える=失業率が高くなる=金利を想定より下げる=ドル安」となり、
「移民を抑制する=失業率が改善される=インフレ抑止のため金利を想定より下げない=ドル高」となります。

アメリカにとって不法移民問題はもっとも深刻な問題になっています。特に民主党政権になってからその度合いが深化しています。
市場はトランプが時期大統領、というストーリーで動いていると思われ、トランプであれば円安ドル高になるかと思います。一方でハリスであればドル安になるかというと、そうでもなく、さすがの民主党も不法移民問題が深刻であることは十分に認識しており、移民を増やすような政策は行わず、ある程度抑止するような政策を行うかと思います。

ヨーロッパが世界最新の問題をキャッチアップし、アメリカがほぼ同時に同じ問題をキャッチアップ、日本が5〜10年遅れてその問題をキャッチアップ、、、という構図はまだ暫く続きそうな現実です。

「ベルギー」を「ニューヨーク」に、「ハンガリー」を「テキサス」に置き換えればアメリカで起きている不法移民問題の現状が見えてくるかな?と思われ、欧州のいわゆる「極右の台頭」がアメリカでもちゃんと起こっている、、、と考えます。

なのでやっぱりどっちが政権取ろうとも「移民を抑制する=失業率が改善される=インフレ抑止のため金利を想定より下げない=ドル高」の流れは変わらずで、円に限ってみれば「貿易収支がどうなのか???」にスポットがジワジワと当てられていくのだろう、、、と思います。

いや〜〜〜円はやっぱり厳しい、、、

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