9月13日、、、総裁選、、、つまりインフレ税???

自民党総裁選挙が盛り上がっておりますが、明らかに「キャスティングボート」的なポジション狙いの候補もいる訳で、、、

その中で注目しているのが、加藤勝信候補。

今回の総裁選、菅元総理のリベンジマッチ的な色合いが強く、小泉進次郎の影で院政を、、、となる絵があり、岸田さんで院政を敷いていた麻生さんとの対決的な面が多分にあります。

で、この加藤勝信さんは結構どちらの勢力とも上手くやっており、勝ち馬に乗り易いポジションです。多分次の政権でそれなりの要職につくのだろう、、、と想像します。

で、その加藤さんが声高に叫んでいるのが「所得倍増計画」です。

こんな感じです。出身省である財務省とのパイプもそれなりに強いかと思います。

この所得倍増計画、、、反対する人なんていないんですが、所得だけが倍増するわけないんです。それはアメリカを見れば明らかで、「物価」も併せて上がります。はい、「インフレ税」です。

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1年前の記事の最後の方に記しているのですが、「高齢者の持っている現金資産をどうやって掻っ攫うか?」を忠実に実行しているフェーズかと思われます。

高齢者の資産の内訳のうち現金資産は5割です。そして高齢者にとって重要なのは「機動力のある資産」であり、換金に時間のかかる資産や10年後に利益の出る資産はあまり価値がありません。85歳の高齢者が1000万円が5年後1500万円になるので、出資しましょう!!と言っても、多分出資を躊躇うかと思います。

インフレになれば貨幣価値は下がりますので、借金の価値も下がります。この30年先進国では日本以外で起こっていたことです。

なので、「円という貨幣の価値が下がる」=「資産価値が円ベースで上がる」ということなので、長期的に見て株式相場はまだ大丈夫かと思っています。

ただ、その先、インフレ税が一段落した先の未来についてなのですが、それはもう医療費などの社会保障をどこまで引き下げるのか?が争点になり、10年後の名誉のために罵詈雑言に耐えられる政治家の誕生が望まれ、それが進次郎になる可能性がそれなりにあるのかな?と思う今日この頃です、、、。

ドイツ・シュレーダー首相の「アジェンダ2010」の日本verである「アジェンダ2030」を進次郎が作れば円高になるかも?だけど、、、。もう1期先かな、、、。「アジェンダ2040」かな、、、。

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