植田さんの「利上げするぞ!!」宣言は、政府の「円安是正政策」を存分に反映した内容となり、それまで政府と距離を取っていたと思われていた植田さんが政府のポチか???となってしまったため、想定以上の円高になっています。
ただ、歴史的に中央銀行が政府の意向を反映し過ぎると、その国の通貨は安くなる傾向がありますので、長期的にはやっぱり円安傾向は変わらないと思っています。でも、短期でここまで円高になるのは想像していませんでした。「黒田日銀終了=日銀の独立」と市場はみなしていたのですが、それがひっくり返った、との評価になったので、相応のパニックにはなりそうです。まぁ、世界中の株価が下落してますので、植田さん云々だけではないと思いますが、、、。
日経平均もなかなか歴史的な下落をしていますが、これはアメリカの下げが一巡しないと止まりそうにありませんが、流石に短期で下がり過ぎですし、36000円くらいが妥当な水準と思われ、それと比べて下値に押し込まれている状態なので、そこまでは一気に戻ると予想します。ただ、その後はアメリカ大統領選挙までウダウダしながらもう一度33000円を試したりする展開もかなり高い可能性であるかな?と予想します。
企業の決算発表も相次いで行われていますが、ほとんど全て「予想通り」または「予想以上」となっており、業績が悪くなっている事実はありません。アメリカの経済は行き過ぎたインフレも沈静化されつつあり、先行きについて悲観する状況ではありません。
ダウもナスダックもまだ下げるとは思いますが、季節的な調整と思われ、年末に行う上昇ジャンプのエネルギーを貯めている状況かと思っています。
年末には日経も為替もダウもナスダックは2024年度高値圏に居ると予想しています。
今回の下落は相当な痛手を被った方々が多いかと思います。私も金融総資産の20%程度やられました。ただ、株式相場で20%の減や増はそんなに珍しい光景ではないので、9月が終わるまで適当に相場を見ながら適当に過ごすのが良いかと思われます。
それでも信用でイキっていた方々は多分退場になったか、再起(=元手の金を確保する)まで相当の期間が必要となる状況になりました。信用は本当に怖いので、やるとしても上限として総資産の1/3程度にしましょう。2倍とか本当に死んでしまいますので、、、。
この辺が言及し始めたので、そろそろ終わりが見えてきた、、、と想像します。なので、さすがに8316を少し買いました。
SNSでも退場宣言する方々がだいぶ増えてきました。底はもうすぐかと、、、、。