7月9日 円安の主導役、犯人の正体、、、

160円という下値固めをしている感のある最近の円相場、、、

最近とある記事で「円安を主導している犯人」が実は日本人、、、というのがあった。

単純な話、新型NISAで新規参入した投資家がこぞって海外株式を買っている、、、ということ。私の金融資産もそのほとんどがアメリカ株。日本株は20%くらい。

「金利が上がらない円ってやばくね?」という認識がそれまで投資をしてこなかった層にまで届き始めているのを、実生活でも実感する場面に遭遇し始めている、、、。

日本人の金融資産は約2100兆円。このうち現金・預金が50%と言われており、そうするとその額は約1050兆円。
それらのうち、1%でも金利のあるドルに向かえば、その額は10兆円。そんな流れが断続的に起きている、、、という可能性が意外とあるのかもしれません、、、いや、ほぼ確実に起こっていると思われます。

10年前は「投資=下品・汚い」みたいなニュアンスが多分に世の中に跋扈していましたが、最近は「投資をしない=阿呆」みたいな空気が世の中に跋扈しています。

「円」に後ろ指を差していたのが自国民というのは悲しいですが、通貨安を引き起こした国を分析すれば、一番その国の通貨を売ったのは自国民、、、というのは当然の答えかとも思います。

自分なりに「円高」のシナリオを模索したのですが、こういった大きな円売りの流れ(=日本現金預金の海外逃避)が出来てしまった以上、それが加速することはあっても、円高に振れることは相当な戦争(ロシアの核ミサイル暴走など)でも起きない限り難しいな、、、と考えています。


にしても日経平均、、、えぐい上がり方してますな、、、

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