8月8日 それでもやっぱり円が安くなると思う理由、、、

160円台は遥か昔に感じられる円相場。一部で円高が起こる、、、なんて声もチラホラ聞こえてきます、、、。

でも為替の基本中の基本は「その国の総合力」であり、金利はその一つの要素に過ぎません。

そしてその総合力が相対的にどうなのか?ということで為替は決定されるものです。

その前提で考えた際に、超高齢化社会に対して現役世代に課税をして凌ごうとしている日本が他国と比較して経済発展する、、、と見積もられる可能性は限りなくゼロに近いです。

一部の国際的優良企業はもちろん今後もその技術力を活かして収支が伸びると思われますが、トヨタの足を引っ張るような政治では先行きは非常に悪い、、、と言わざる得ません。

「有事の円買い」も過去の出来事になりつつあります。

辿る道として参考になるのがイタリア先輩とギリシャ先輩かと思われるので、その辺をGPT君に聞きました。

イタリアリラ

1980年代から1990年代
  • 1980年代初頭: 1米ドル = 約900イタリアリラ
  • 1990年代初頭: 1米ドル = 約1,250イタリアリラ
1992年のERM離脱後
  • 1992年: 1米ドル = 約1,500イタリアリラ
  • 1995年: 1米ドル = 約1,700イタリアリラ
1999年のユーロ導入直前
  • 1999年: 1米ドル = 約1,800イタリアリラ

ギリシャドラクマ

1980年代から1990年代
  • 1980年代初頭: 1米ドル = 約60ギリシャドラクマ
  • 1990年代初頭: 1米ドル = 約150ギリシャドラクマ
1990年代後半
  • 1995年: 1米ドル = 約250ギリシャドラクマ
  • 2001年のユーロ導入直前: 1米ドル = 約300ギリシャドラクマ


だいたい20年くらいで2倍〜4倍になっております。
2021年110円が150円となりおよそ1.4倍。アメリカ没落というシナリオが今のところ非現実的ではありますが、相対的に影響力が低下するとしても、やっぱりまだ安値を更新する余地は大いにあるかと考えます。

「イタリアとギリシャと同列なんてけしからん!」という気持ちもわかるのですが、膨張し続ける社会保険料と医療費に対して特に何かをすることもなく、自然減になるのを待つ、、、という状況になっており、その手っ取り早い方法がインフレと円安で、政府もそれは気付いていて、そっちに邁進していく、、、のだと思っています。

円高ストーリーも模索するのですが、やっぱり無理、、、でした、、、

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