2024年7月31日 AMD 第2四半期決算、、、

無事通過。AI市場でNVIDIAの寡占領域を喰い始めているのが確認された、、、という認識でOKだと思われます。市場全体のマインドが良ければ200ドル突破していた可能性がありましたが、こればかりは仕方ありません。

時間外で10ドル以上、上がっています。

NVIDIAのAI市場のGPU市場のシェアは95%ともいわれ寡占状態。それを快く思わない勢力=大手テック企業(マイクロソフト・グーグルなど)がいます。

大手テック企業は価格決定力の強過ぎるNVIDIAを少しでも弱めるために、対抗勢力を育てなければなりません。その第一候補がAMD。

AMDはGPU市場の圧倒的な存在のNVIDIAを追いかけるポジションであり、応援団も相当数いる状況。なのでNVIDIAに対し価格競争を仕掛けてくるのは必定。

一方、AMDもバカではないので応援団の言いなりにはならず、ノラリクラリと相当な利益を確保しつつ、NVIDIAの背中を追う状態が望ましいことはわかっています。

CPUで圧倒的寡占のインテルから市場を奪ったノウハウがAMDにはあるので、同様の作戦でNVIDIAからもシェアを奪うと思われます。そしてそれは着実に進行している、、、と判断して良いかと思います。

難しいのはこの「生成AIバブル」がいつまで続くのか、、、。

生成AI市場はどこがその市場の覇権を握るのか?の競争を激しく行なっています。なのでまだまだ過熱な設備投資は続くと思われます。

生成AIは新たな何かを生み出すよりも、既存の何かを駆逐する、、、そういった存在だと思われ、その駆逐の事象をアーリーアダプターがキャッチアップし始めた頃が、バブルのピークではないか?と今のところ想像しています。

そして、その「駆逐の事象」なのですが、今のところ私はキャッチアップできていません、、、。イラストレーターは相当仕事なくなっている、とは聞くのですが市場規模が小さ過ぎるので駆逐の事象には含まれないかと思われます。

そのうち「生成AIで路頭に迷う人たち」的なニュースが出てくると思うので、そこには高めなアンテナを張りたいと思っています。

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