99%以上の迎撃、、、いくら何でもそりゃ無理だろ、、、と思うんですが、、、
多分机の下で話し合いがされていたと推察されます、、、
イランの本音
・ハマス支援はバレちまったのは仕方ない。
・でもイスラエルとアメリカとドンパチしたところで今は勝ち目なし。
・核兵器保持が一丁目一番地。だって北朝鮮やロシアはそれで上手くやってるし。
とにかく大使館空爆で「メンツ」が潰されたけど、メンツ保持さえできれば良い。目標は核保有なんで。
イスラエルの本音
・パレスチナへの空爆などの軍事作戦に対する国際的非難が強く、ちょっと時間切れ感がある。
・国内ももう十分やっただろ感が出てきている。
・でもイランに釘は刺しておきたい。
ハマスに対しては人質解放を目標としてるけど、それも時間切れ感が出ているので、休戦を模索している。イスラエルとしてはとにかくイランの核保有は止めさせたい。国が滅ぶような壊滅的打撃を受ける可能性があるので。
ハマスの本音
・イランの後ろ盾がないとキツい。
・イスラエルの報復シンドイけど、国際世論の同情が買えている現状は決して悪くない。
・今後もガザ地区を支配出来れば良い。
イスラエルによる弱体化は進められているけど、イランが支援してくれるので、休戦後はまた戦力は戻ると思われます。
中東諸国の本音
・イランは別宗派(シーア派)なので別に滅んでも良い。
・もうあんまりドンパチはしたくない。豊かで平和な生活送りたい。
詰まるところ、「シーア派対スンニ派」の宗教戦争。多数派のスンニ派はもうドンパチはしたくない。でもシーア派と仲良くする気はない、、、。難しいですよね、宗教。
まとめ
アメリカも石油確保のために中東は大事でしたが、シェールオイルで産油国となり、もう中東にこだわる理由がなくなりつつあります。盟友イスラエルを助けるために多大な犠牲を払うのも、、、というのが本音です。所詮中東戦争は宗教戦争。中東内でドンパチするだけ(聖地の取り合い)なので地理的に遠いアメリカにとってはあまり関わりたくない、、、というのが本音だと思います。
それよりもアメリカにとって一番嫌なのは「世界の覇権を目指す国家」です。中国です。中国は真顔で世界の覇権国家を目指しています。台湾にある半導体技術や日本や韓国の電子技術はアメリカにとっても重要です。オイルどころの騒ぎではありません。
これら極東の国々が中国に追従してしまうのはアメリカの覇権の危機になります。アメリカはそれは絶対に避けなければなりません。そしてそっちにリソースを使いたいのが本音です。
ロシアや中国はイランを突っついて中東を不安定化させてアメリカを中東から離れられないようにすることが自国の利益になります。
イスラエルはアメリカの後ろ盾なしでは中東諸国に対して太刀打ちがジリ貧になってしまうためアメリカには中東に張り付いて欲しいと思っています。
ヨーロッパは遠い地で起きていることであり、また宗教的なことであるため関わりたくない、というのが本音だと思います。また自国の移民政策のツケを払うのでそれどころではないと思われます。
もう、完全にヤクザの世界ですね、、、。キーポイントは「イランが核兵器を保有するか否か?」だと思います。それが見えてくるには、まだしばらく時間がかかる(3年くらい?)と思いますので、今現在は株的には楽観的で良いと思っています。