参議院選挙、どうやら自公の過半数割れは確実な状況。
現在は「どの程度負けるのか?」に焦点は絞られており、さらにその程度により「首相の交代」となるのか?石破がしがみつくのか?連立をどこと組むのか?と、、、政治的混乱は不可避な状況になってくるかと思われます。
おそらくですが、いろいろな推測や要人の発言により相場は右往左往するかと思われます。しかし、これはほぼ確実と思っているのが「財政規律」には踏み込めず「どこまでばら撒くのか?」という推測や発言になるため、その都度為替や長期金利は反応するのでは?(為替は円安に、長期金利は高く)と思っています。
「1億総クレクレ社会」の末期的症状がいよいよ出てきたな、、、と思われ、これが早いと5年くらい、遅いと10年くらいでグレートリセット的な出来事に繋がっていき、日本の復活はそれを経てから、、、というのが妥当でしょう。
個人的なグレートリセットの内容の予想は、、、
・1ドル200円越え
・物価高(缶コーヒー平均価格400円くらい)
・都市部のインフラ崩壊(水道管や道路陥没の修繕がなかなか終わらない)
・認知症高齢者の徘徊(街中人間うOこだらけ)
この辺りが同時に来て、健全な財政とは?ということにようやく目覚めるのかな?と思います。一方でAIが急速に発達していますので、アンドロイド的なモノをこのような状況のため導入し易いため、それで万事解決、、、みたいなストーリーも1%程度あることも頭に入れておきたいです。
次はトランプ関税問題、、、

この人が来た、、、ということはいよいよ最後通牒を伝えに来た、と見るのが妥当かと思います。それは恐らく農作・畜産物の関税是正であり、米と肉の関税率を下げろ!となるかと思っています。
アメリカだって日本が投資を相当していることは100も承知です。でも、トランプ支持者にはその恩恵は見えにくく、分かりにくく、実感もしにくい類です。支持者に分かりやすいお土産が欲しい、、、というのがトランプの希望です。そのためには長年拒否してきた米と肉の関税引き下げ、できればこれをゼロにする、ということは相当なお土産になります。
都議選や参議院選挙前だとこれらの交渉が難しいので、それが終わり次第、日本側の提案を待つ、、、という形になるのでは?と思います。つまり、、、
ベッセント「閣下は米と肉の関税撤廃を所望です。返答期日は7月31日です。双方で妥結できなければ25%関税発動します。」
↓
政権与党「選挙前で票田の方々を刺激したくないので、選挙結果が出る7月21日以降に協議し返答します。」
↓
政権与党「票田守ったところで選挙惨敗ですね。米と肉、時限あるいは段階的引き下げをアメリカに提案しましょう。」
↓(両国担当者で微調整)
トランプ「日本の長年の保護関税の品目の米と肉をアメリカはゼロにしたぞ!!支持者よ、喜べ!!」
みたいなストーリーが一番無難かな、、、と想像できます。進次郎が農相になった、というのもその辺りがし易い、と踏んだ政権中枢の判断なのかも知れません。
ですが、このように予想している人たちは市場に相応の数がいますので、、、
25%関税回避:材料出尽くしで下げる。
25%関税決定:ネガティブサプライズで下げる。
と、どちらにしても一旦相応の調整相場が入るかと想像しています。
そのため、現金比率を60%程度まで高める予定です(現在50%)。
希望的推察になりますが、調整に入るきっかけが欲しい、、、と相場は言っている感があり、それが8月1日になるのかな?と妄想しております。