3月31日 大暴落!!トランプ関税不況に突入か!?

先週金曜日のアメリカ市場を引き継ぎ、日経平均は1500円近くの値下がりとなりなかなかの暴落を呈しております。

で、この暴落でいよいよトランプ関税不況が到来してしまうのか?という不安はあるかと思うのですが、やはりよくある調整の一種であり、あんまり慌てる必要はないかと思われます。

チャート的には逆H&Sを形成する形となっていると思われ、4月はビクビクしながらの戻りになるかと思われます。なので本格反転は5月、GW明けくらいかな?と想像しております。でもその後もビクビクしながらの上げなので、年末は今年の高値、すなわち今年の1月末くらいの株価もちょっと怪しい、、、という感じにはなっているかも?と思います。

とにかくここで投げてしまうのは勿体無いです。関税楽観論が「え、関税ガチやん?」となっているフェーズですが、トランプ陣営も不況で経済停滞してまで関税を強行する理由はありませんので、やはり他国とのディールのための手札として関税を使いたい、、、というのが本音でしょう。

例えば日本であれば農産物に高い関税が課せられていますので、それらの引下げを求めるでしょうし、欧州であれば全体的にアメリカより高い関税政策を敷いてますのでその引下げを求める、、、その手土産を調達して中間選挙に臨みたい、、、というのが本音かと思われます。

今現在のインフレはバイデン政権の残骸=コロナばら撒きの後遺症とウクライナ戦争による燃料高騰、ということでまだ処理できると思われますが、これが徐々に「あれ?関税政策のせいでインフレ加速してね??」みたいな空気感がアメリカに漂ってきた時に色々ディールを発動する、、、(おそらく裏側では相当な調整をすでにしている)と思われます。

いきなりですがまとめると、、、

2026年のアメリカ中間選挙で、、、

①他国の関税を引き下げてアメリカ製品の輸出をし易くしたぞ!
②ウクライナとロシアの争い終わらせたぞ!
③民主党には出来なかったアメリカンファーストを俺たち(共和党)は実現したぞ!

ということを声高に叫びたい、、、ということかと思います。アメリカ中間選挙の時の空気感こそトランプ政権にとって最重要項目であることは間違いありません。ここでの大勝を狙って色々動いている、、、と補助線を引けば今の状況についてそこまで悲観する必要はないかと思います。

もちろん日本も含め他の国々の政治家たちもそんなことは先刻承知です。懸念があるとすれば、それに乗っかるように「脱アメリカ」が本格的に始まってしまうことですが、アメリカも諸国に本当に脱をされては元も子もないことくらいわかってますので、その動きに対しては牽制、あるいは譲歩をしてくるかと思います。

中国はこの動きを利用して自陣営に組み込みたい、、、と思うのですが、中国の経済状況が悪いのでそれどころではありません。逆説的に考えれば中国がそういう状態だからこそ、トランプは諸国に対して強気な関税策をとっている、、、ということであるかと思います。

なので、あまり心配せず、株のことはひとまず忘れて自身の生活を粛々と楽しむ、、、ことが良いかと思われます。

最後に、、、信用取引していた方々、、、ご愁傷様です、、、。

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