1月17日 為替を整理する、、、

1月17日現在、155円を割りそうで割らない展開が続いています。個人的には150円近辺まで一気に行くかな?と思っていたので、想像以上に「円が弱い」という展開です。

アメリカの利下げ期待&日銀の1月利上げほぼ確定という情報が錯綜している中でのこの水準ということかと思われるのですが、まだ日銀の利上げに懐疑的な人も多くいる、ということなのでしょうか?

直近(3ヶ月以内)で起こりそうなことをツラツラと書いてみる、、、

・日銀利上げ:これは1月24日にほぼ決定事項かと。0.25%で。これで0.5%になる。そして2025年末までに1%まで利上げしたい、みたいなことがコンセンサスになるつつある。が、しかし、このインフレ下で果たしてそこまで利上げ可能なのか?というのが正直疑問。実際消費の抑制的な行動がチラホラ報道され始めており、インフレを加速しかねない利上げには慎重になるのでは?と予想。

・トランプ就任:こっちがやっぱりメイン。どこまで関税政策を行うか?が焦点だけど、トランプだってさすがにこの高いインフレが継続しているのは困る。なので思ったより厳しくない関税政策となるのだと予想。そうすると、インフレ退治は思ったよりする必要はなくなり、緩やかな利下げも期待できるフェーズが来るかも?的な期待からドル安傾向もあり得る。ただ、メインは「円やユーロより相対的にドルは強い(=アメリカ経済は良い)」というジャッジをされ、ドル高傾向は続くと予想。

ウクライナ・ロシア:こちらは恐らくトランプで手打ちになる。ウクライナの領土割譲が現実的な対応になる。ウクライナがそれと引き換えに何を貰えるか?だけど、「タダでガスを抜きまくっとたの、おまえらやないか!!」で、今後もガス抜きを見て見ぬふりをする、で着地かと。稀代の大統領ゼレンスキーだったけど、根本にある汚職国家のDNAには勝てなかった、、、という着地かと。一方で西側、特にフィンランドとスウェーデンにとってはどさくさ紛れでNATO加盟できそうだし、対ロシアでまとまる(=ロシアエネルギーからの脱皮)こともできそうなので、それはそれで良かったのかも、、、。

中国・台湾:中国もとりあえずアメリカと手打ち的な行動が見られ始めており、トランプ在任時は無理して台湾に何かしないと思われる。ただし、軍部の暴発・偶発的な軍事衝突はそれなりの確率であり得るかもしれないと予想。ここが世界的に神経質になる地域になっていくのだろうと予想。

中東:こちらもウクライナ・ロシアと同様、戦争で疲れてしまっているため、過激な連中(ハマスとか)のデリート作業に努めていくのだと思われ、火種的なポジションは徐々に解消されていくだろうと予想。

エネルギー:原発回帰の流れが欧州発で強くなっており、原発推進が世界的な潮流になる。そのため、資源エネルギーが全般的に下がると予想。

途中から何を予想しているかわけわからん状態ですが、端的に言うと「台湾問題以外は割と平和になり、世界経済は今後3年間は穏健な状態になる」ということです。なので、株的には相応にプラスに作用するかと思います。でも、円はやっぱり安くなる(=国内問題が酷くなる)と予想しています。

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