まずは相場から、、、
トランプ再選はそれなりに織り込まれつつあった10月後半の相場。無事イベント通過となり、相場自体は安心感に包まれた感がある。ただ、全ての指数が想定の上限値付近にいますので、ここから上はあるだろうけど、どっかでガツンと下がる局面は想定したいところ。2025年3月位はちょっと注意しておきたい。典型的な節分天井を迎える可能性が高いのではないでしょうか?
ただ、相場は米国が主役で、それ以外はちょっと辛い展開があるかも、、、と思っており、特に日本は日産やホンダ・マツダが決算失敗をしており、「自動車産業怪しいんじゃね??」的な空気が覆い始めている、、、。
自動車の次を育まなかったツケがいよいよ本格化し始めており、円安で株価自体はあがるだろうけど、ドルベースではアメリカに大きく溝を開けられる展開を想定しています。
やっぱり日本経済は為替が足を引っ張ると思われ、それはインフレという形で国民生活に直撃することになるのかな?と想像しています。
その辺をわかっているからだと思うのですが、財務省が早めの牽制を相場にしています。しかし、、、
石破政権は以前にも述べた通り「捨てられる側」の救済がメインの対策です。これは民主主義である以上、数の論理でシルバー配慮になってしまうので、もう抗いようがありません、、、。このようにまだまだバラマキ政策は継続します。税金も増税される感じになりそうで、消費は冷え込むかと思われます。
一方で、、、
物価高を少しでも緩和させるため、原発の再稼働が活発になってきております。この辺は本当にドイツを参照にしているようでしなかった経産省の方々のファインプレーかと思います。
ただ、それでもバラマキ財政&増税という中で、経済がアメリカのように発展するとは到底思えず、日本経済は相応に苦しい状況になるかと想像します、、、。
アメリカですが、関税問題があるかも知れませんが、トランプは優秀なビジネスマンなので、自国にとって必要不可欠なもの(日用品)についてはそこまで関税はかけず、自国産業保護という目的で車やPCなどに高い関税をかけるのだと思います。でも、ドル高傾向は避けられないため、円安はもっともっと進む余地が出てきてしまった、、、と思うのです。
とりあえずトランプ大統領になったので、今後2年間は、、、
アメリカ | 日本 | |
株 | 株高 | 株やや高 |
通貨 | ドル高 | 円安 |
ざっくりこの傾向になるのかな、、、と想像しています、、、。