為替が130円台に一時的に突入しました。
そのため利下げを織り込み始めたアメリカ市場とは対照的に株価が軟調に推移しています。
140円は想定レートの下限です。そして大体ですがこの想定レートは「悪い場合」を想定して設定されます。このような感じの為替なので、輸出企業やインバウンド中心とした日経平均は辛い感じになります。
では、どこが下値の目安???となるのですが、前回の大幅調整時(2022年11月〜2023年1月の約3ヶ月間)の値幅を考慮すると、、、
2022年調整時 高値151.94円 安値127.21円 値幅24.73円
となります。これに適応させると、、、
2024年 高値 161.99円 ー 24.73円 = 137.26円
又は
151.94円 : 127.21円 = 161.99円 : X円 X=135.62円
となり、一応のメドとして136円近辺が想定できるかと思われます。
調整期間も7月上旬から始まり、あと1ヶ月弱で3ヶ月となりますので、そろそろ調整期間も終了となるのでは?と想像しています。
現状の為替も株も「イベント待ち」状態であるため、その事実を確認するまで相場は様々な思惑が交差し一喜一憂するかと思うのですが、11月3日以降は事実に対して粛々と反映していく相場に戻ると思いますので、とにかく今は何もせずじっとしていることが良いと思っています。