紫線がそれなりに強いトレンドだと思っていたのですが、1ヶ月経っても復帰しないということは別のトレンドに変化した、、、という判断が正しそうで、今はオレンジ線のトレンドなのかな?と想定しています。
でも、140円を明確に割って来ると、黄色線のボックスに入ってきそうな感があり、そうすると下値は130円近辺もあり得るかも、、、と想像しています。
一方で早めに150円をつけて来るようなら再度紫線にトレンドが復帰することもあり得るかと、、、。イベントを考慮すると、、、
①9月10日 アメリカ大統領選挙TV討論会:どっちが優勢と判断するか?
②9月18日 FOMC 利下げ:利下げ幅が0.25なのか0.5なのか?
③9月20日 日銀会合:利上げにどこまで言及するのか?
④9月27日 自民党総裁選:財政規律派なのか?財政積極派なのか?
⑤11月5日 アメリカ大統領決定:トランプなのか?ハリスなのか?
個人的にはこの5個で、重要なのはやっぱり④と⑤です。そして①は⑤を見定める最初の材料となるため重要です。
アメリカ大統領選は世界の多数の人にとってはハリスの方が多分良いですが、アメリカ人的にはトランプの方が良いです。様々な国が色々とアメリカに仕掛けていますので、ハリス大統領の芽もそれなりの可能性が出てきている、、、というのが9月5日現在の情勢かと思われます。なので、テレビ討論会でハリスがどのような答弁ができるか?が非常に重要になってきます。
実際に前回のテレビ討論会でバイデンは三行半を突きつけられました。それくらい、アメリカのテレビ討論会は大統領選において重要です。
④は石破さんがなればそれなりに「円高になる=株安になる」と思われますが、その可能性は相当低く、また河野さんも最近政策を大幅に変更(原発OKなど)していますので、基本的には石破さん以外であれば現在の岸田路線が継承される、と判断して問題ないかと思われます。
他、総裁選の争点としては時期衆院選で公明党以外と組むことを模索している感もあることです。そうするとそれなりの規制緩和が期待できるので株的にはプラスになるのではないでしょうか?
長期で見た場合は「円安トレンド」は変わりないですが、その角度が向こう1年どのくらいか?は、12月までに決定するのでは?と想像しています。