NVIDIAの決算も良い決算だけど、サプライズでもなく、かといって悲観する内容でもないので、、、という感じで一時的に下げましたが、何かすぐに戻ってきて、それなりの高値を目指しそうな感もあります。
日経平均も38000円前後で小康状態となっており、上を目指すためのエネルギーを貯めているように見えなくもないです。
NYダウは連日最高値更新しており、利下げの影響を織り込みに行っていて、ヒタヒタと着実に上値を更新してきそうです。
為替もヒタヒタを円安方向に向かっており、この流れがアメリカ大統領選挙までは続くのかな?と思います。
ダウと比べナスダックの方は出遅れている感がありますが、SOX指数が夏場がウダウダする傾向にあり、NVIDIAの影響でそれがモロに反映される状態になってますので、冬〜春に向けて回復してくるかと思います。が、来年春で半導体が主役は終了、、、というフェーズになり、次の主役=GAFAMとなるのかな?と想像しています。
というのも、生成AIで駆逐されてしまうのは「中途半端な中間企業」。要はビックテックと末端顧客を結んでいた企業群です。
なぜかというと、生成AIがビックテックが提供するサービスの敷居を恐ろしいほどに低くしてしまい、末端顧客とビックテックが直接繋がる、、、というケースになるかと思われるからです。
https://learn.microsoft.com/ja-jp/power-apps/maker/canvas-apps/ai-conversations-create-app
こちらなどはその1例です。これが日進月歩で進化している状況です。
ビックテックは生成AIを超高度化して、末端顧客の利用したいサービスを「自己作成」できるように恐らくします。末端顧客によるサービスの「自己作成化」です。例えば在庫管理や顧客管理・会計管理など、、、これらが結構引くレベルで自己作成できるようになるのだろう、、、と思います。
そして、ビックテックは中間搾取されなくなりますので、利益率がえげつないレベルで上がっていくことが予想されます。
日本は残念ながらこの分野は完全に出遅れており、アメリカに唯一対抗できるのが中国となっておりますが、いかんせん物量の差は埋め難く、アメリカビックテックが生成AI市場を掌握するのだろう、、、と思われます。
私のような常人が思い描いている10年後に起きそうなことが、多分3年後くらいに起きてしまうのが今の生成AIで起きていることで、それに向けてビックテックがシノギを削っていく、、、というのが向こう3年間くらいの出来事になっていくのかな?と妄想しています。
そして常人に残された業務は手足を使った仕事のみになる、、、というのが何となくの予想なのですが、常人にとってはそれは健康的であり、現代の意味不明なホワイトカラーで精神を病んでしまうような時代よりは良いのかも知れません、、、。
とりあえず向こう10年間はGAFAMの勝ち組に乗ることが投資をする上で重要かと思われます、、、。